<   2007年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

2月28日 はれはれ

・最近のムキトス
 単位試験があるんで勉強ばっかしてました。
 あと強烈な下痢で少し痩せたよ! 185センチ70キロのスリムボディいやっふぅ。いや、辛い。
 キョンのキャラソンがおもすれーだけどニコニコつぶれて? ガックシ。

・ウェブクラップ
 うわ!ウェブ拍手に彼女さん登場?
>>なぜ分かった貴様 ( ゚д゚ )
 わっふる×2ってどういう意味?
>>続き! 続き! っていう意味じゃないかな。
 森「新川はここでハッテン」 森さん分が足りないと思いまーす!(キワモノに限らず。)
>>森さんは口調がよくわからないんだ。
 (´;ω;`)ブワッ
>>どうした。ナニが悲しいんか言ってみなさい。聞くだけ聞くから。
 ワッフルワッフル
>>わっふるって旨いよね。アイスがのってるやつとか。
 ばんがるな 死ぬな!生きろ!
>>アイサー!
 デンジャー、デンジャー。キワモノ分が不足しています。速やかにキワモノ分の補充を(ry
>>キワモノばかり書いてると俺みたいになるから適度が一番さ。
 凄いです!凄い上手な文章です!見習わせてもらいます! ミスター
>>だめ! みならっちゃだめ! もっと上手な人沢山いるから!
 シスコン天才キョンが居ると聞いてすっ飛んで追い抜かしてしまいました。居るんですか?面白かったです。
>>居るような居ないような……。くるるぎスザクに命じるは面白かったよね。
 ウェブ拍手をどうやってカテゴリに入れるんですか_?
>><a href="ここにウェブ拍手のURLをはりつける"></a>
 SOS団の核弾頭 の…続…き……を………
>>あれはあそこで終わっているからこそオチているんだと思うんだけど、どうだろう。余談だけど核弾頭はなんか思いっきりパクられてたんでワロタ。もう削除されたけど。
 キワモノユカイで鶴屋さんと朝倉とキョン妹とちよパパの出番をもっと、もっとだあ!!!!
>>あずまんが大王しらないよ。ごめんねごめんね。
 爪剥ぎ!三枚ね(はぁと
>>想像しただけでおしっこちびりそうだぞ。イタイイタイ。
 キョンのキャラソンおもすれー。
>>うん。おもすれー。きたこれーのところが特に。
 キワモノの妹ちゃんは単にお兄ちゃん子なのか、ガチで兄ラブなのか、小悪魔系なのか、はたまた悪魔なのか
>>ぜんぜん考えてない。うほっ。
 キワモノ古泉だけ女性化希望ォオォオォオォオォオ
>>それはだめぇエエエエェェェエエ!
 萌えス
>>(*´д`*)
 キワモノ系のハルヒは幸せ書いて!
>>おうよ。 
 目指せ!更新一日五回!←嘘です
>>ウソでよかった。目指せない目指せない。
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by kyon-haru | 2007-02-28 16:40

2月19日

・拍手を呼ぶ幼稚園児
 メルマガとか出さないんですか?wwクッキーお粗末様でしたー
>メルマガなんてたいそうな! たいそうといえばジャイアントロボ。僕は好きですけど彼女はあんまり興味ないみたいで。
 ヤンデレはキョンもハルヒも壊れちゃうのを希望。
>そのへんネタバレ。
 ワッフルワッフル
>ナニにわっふるか書いてもらえると続編が?
 アヒャッ!いいヤンデレ!
> (・∀・)アヒャ!
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by kyon-haru | 2007-02-19 23:17

2月15日

・拍手なんてほこほこしちまうよ!
 ついつい読んじゃうキワモノユカイ♪読後の爽快感がたまらず今日だけで3度読みした。
>ナニが貴方をそんなに駆り立てるんだ。早く病院へ行きたまえ。ハリハリー!
 共学なのに後輩に貰ってしまう私って…(当方・女)
>同性も惚れる端整な顔立ち?
 チョコは何個ゲットですか?
>チョコチップクッキーげと。
 チョコくれ
>m9(^д^)プギャプギャプギャプギャ!
 ええい、いいから書きなさい!           って妹ちゃんが言ってた
>バッグの中に押し返す。
 キワモノも良いが、ヤンデレもね
>ヤンデレなかなか書き進まなくて……。ヒィ。
 キョンとハルヒの甘甘具合が素晴らしいですー!!
>あまあまも良いけどキワモノもね。俺が進めてどうすんだ。

・ハイジャンプ・クルセイダーズ
 書いたのに消えてる……? (´;ω;`)ブワッ
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by kyon-haru | 2007-02-16 03:10

ハッピバレンタイン

・もらいました
 もらう予定です(*´д`*)
 これを書いているのは14日02時10分なので。

 豪雨でデートが流れたダァーッ!?
 悲しいんで某オンラインゲームの実況ラジオとかやってました。
 ムキトスラジオもやってみようかな。いや、つまんねーか。

・拍手デストロイヤー 
 もっとだ!もっとぐだぐだに輝けぇぇぇぇっぇぇ!!!!!!!!!
>>ムキトスには荒野に吹く熱い風が似合うぜ!
 キワモノが始まると同時に客が増大これ、いかに?
>>なんともかんとも。てか増大してるのかね。カウンタも何もないからよく分からない。
 ギルフォード大好きです。ビバ眼鏡!!
>>オレンジが一番でしょうが全力でオレンジが!
 キワモノだけに、シスコンどころか禁断の愛レベルまでいくって俺は信じてるから!
>>信じる者は救われる――かもしれない。
 キワモノは一見そうと見せかけて実はノーマルですね。いいわ、キョン。
>>そこらのバランスは一応かなり気をつけて書いてますよ。
 ウホッ いい古泉
 ゥワーオゥ!いい女!
>>断言しておきますが続きませんよ!
 拍手の文を見たいがために連打したのはいいものの新川ネタ4連発www
>>プギャー
 シスコン天才キョン……。萌えるッッ!!
>>天才ぽい場面があんまり無くて申し訳ないです。
 祝!朝倉オンリー開催!
>>本当におめでてたいよね。名古屋とかトウキョウばかりだろうからいけないけど。うへぇ。
 ハルヒキャラ矧でね?やべぇよ古泉。
>>矧ぐ? 矢を矧ぐ。なんだどういう意味なんだ。
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by kyon-haru | 2007-02-14 02:42

2月10日 イヤッフウ!

・ムキトスダイレクト
 単位試験前ですよウヒヒ。てんぱっててテンションおかしい。更新滞ってすいませんウヒヒ。
 ミナミにデート行ったりウヒヒ。コードギアスは面白いんだが面白くないんだか分からなくなってきた。風水都市香港読んだりしてます。

・拍手の妹が第十位
 人生\(^o^)/オワタ
>>すかさず人生\(^o^)/ハジマタ!
 キワモノありがとう!
>>普通な話も書きたいよ。紳士だからね。
 次のキワモノの内容は?
>>七夕かなぁ。いやその前にしあわせの続きをね。なんとかね。
 なんというち○こ…あまりの速さにワクワクしてしまった |  ^o^ |
>>ちん○ことかお下品なこと言うんじゃありません! アトリエかぐやのピー音なみに意味ねぇ。
 キワモノは良い
>>良いのかな/(^o^)\
 わお!キワモノ超カオスwwwwwww!!!だが、それがいい。
>>カオスだからこういうタイトル。だが、それが書きやすい俺なんだろう。
 キワモノパレパレード読んで拍手押したらみくるのしんみり話が……。次のキワモノは合宿か何かですかね?
>>みくるしんりの方が本当の俺のスタイルなんだよ!
 ひゃっほー面白いぜぇいっそのこと連載してください
>>いや、連載にすると強迫観念がはちゃめちゃ押し寄せてくるんだ。
 いやっほう続きキタコレ
>>キタヨコレ。続きというか連作短編というかね、気がむいて酔っ払ったときに。
 こんなキワモノを書けてしまうムキトスさんの脳に嫉妬
>>うそつけ! 俺と脳みそ交換してくれこのモテ男野郎め。
 おでんの季節が終わっちゃうよ…
>>アッー!
 天才キョンが妹に対してどんな風に接しているのか少し知りたいです。シスコンだったら萌ゆる(*´д`)
>>それ頂き。
 なんだかんだ言って面倒見がいいキョンにときめきます。きっと妹には優しいんでしょうね。秀逸すぎます!!
>>穴? がないとタダの嫌なキャラになってしまうから。上に書いたとおりシスコンにケテーイしました。
 題名案・キワモノDays・SOSでもだいじょーぶ??・見つけてキワモノ Life・他
 題名案2・キワモノでしょでしょ?・運命的なキワモノの幸福・キワモノいいじゃないかっ・めがっさキワモノ
>キワモノでしょでしょ? を頂きだ。
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by kyon-haru | 2007-02-10 13:46

2月6日 |  ^o^ |

・拍手観音
 久々に来たらキワモノがメインに!
>>|  ^o^ |それは ちがい ます
 色々とお疲れさまです。
>>そろそろ落ち着きそうです。どうもどうも。
 ゴー、ゴー、ゴー!
>>くうくうおなかがすきましたよ。
 キワモノパレパレードまだぁ?
>>\(^o^)/

・試作型キワモノパレパレ

 前略SOS団活動日誌。今日からつけはじめたんだけど気にしない。
 そして今日は市民野球大会なわけ。
 変なおまけは多いけど、キョンと一緒にスポーツできて嬉しいわ。うん。
 そういうわけで、勝つわよ。

「有希ー! 絶対打ちなさいよぉ!」
「イエス、マム。絶対打ちます」
 一回表。あたしはセカンドベースの近くから声援を飛ばす。
 バッターボックスには有希。小器用そうだから二番の打順よ。
 ここは一発いきなりタイムリーかツーランで先制攻撃ドカーンなんだから。
「有希有希ー! 三振したらぶっころすからねー!」
「イエス、マム。心配には及ばない」
 念には念をと声援かつ指示を飛ばす。有希は鋭いフォームでびしっと構えている。
 相手のピッチャーはいきなり女の子のあたしにツーベースを打たれたのにびびったのか、なかなか長いサインのやりとりをしている。うざいわね。さっさとしろってのよ。
「おい、マグロ。ここはバントだ。一点を確実に取りに行く」
 と、ベンチの中のキョンが有希に声をかけた。
 ……うー。キョンの言うことは聞いてあげたいけど、ここはやっぱりヒッティングよ。
 手堅いのは向いてないわ。ドカンと行かないと。
 それに、有希だって打つって快諾したし、ほら――
「イエス、ユア、ハイネス。仰せのままに」
 ――頬を染めてキョンに向けて恭しく一礼したかと思うと、バントの構えをとっていた。
 コラー! 何してんのよ! 監督のいう事を聞きなさい!
 と言っても無駄だ。完全に。あんの色ボケ女は、キョンがやらせろと言ったら耳の穴まで差し出す覚悟なのである。
「……まぁ、良いわ。有希、送るんならきっちりね」
「アイ、マム。彼のご期待どおりに」
 ピッチャーが投げる――落ちる! 変化球!? 女の子に!? 最低童貞!
 けれど有希は持ち前の小器用さで……その難しい球を見事、

「まぁぁぁぁく、まぐっ、ワイッ、ヤッー!」

「しょだいファミシュタをおもいだしゅましゅねー」
 カッキーンと。バントで、ホームランを打った。――え? マジ?

「ノビタ。……いや、いい。やっぱり聞かん」
「あっ、あん、あぅん、なんでしゅか。なんでも聞いてくだしゃい!」
「――――なら、歳幾つだ」
「ワワワワ、ワイリー!」
 ベンチのアホなやり取りと相手チームの驚嘆の声をBGMに、あたしと有希はベースを一周した。
 なんだかよく分からないけど、確かなのは有希は野球の天才ってことだわ。うん
 バントでホームランなんて市民大会ってレベルじゃねぇわ。
 これで一気に二点。なかなか良い滑り出しよ。
「すごいですね、お二人とも。いやはや、感服です」
「よくやったぞ、マグロ。電波。二人ともなかなかのバッティングセンスだ」
 三番の打順の古泉君と、ネクストのキョンとホームを踏んでからハイタッチ。
 と見せかけて古泉君はスルー。泣いてるけど気にしない。
 そんなこよりあのキョンが珍しく手放しに褒めてくれてんのよ!?
 よろこばいでいられいでか! 日本語変だ!
「まぁ、これくらい当然! ね、有希?」
「私目は殿下のご期待に沿えて安心しております、褒美に頭を撫でていただけませんか」
「変な呼び方するな、マグロ。いいか、喜ぶのは勝ってからだ」
「イエス、ユア、ハイネス!」
「……それもそうね。古泉君。ホームランじゃないと即退部だから」
 今にもキョンに抱きつきそうな有希を引きずってベンチに戻る。
 あたしはピッチャーだから投球練習をしておかないといけないわ。
 後ろから古泉君の「ドMには最高の応援です、アッー!」聞こえない。
「しゅじゅみやたん、薄汚いアバズレ、ないしゅでしゅよ!」
「ありがとみくるちゃん。みくるちゃんも打ってよね」
「そのでかい乳を存分に活用してデッドボールでも狙え、牛が」
 あんだとー? あんだよこら!
 と睨み合いになるのは何時ものことだけれど、ウゼェ。
「喧嘩すなボケどもが!」 
「イエス、マム! 失礼いたしました!」
「ふぁーい! しゃー、いえしゅ、しゃー!」
「有希、投球練習するわよ」
「イエス、マム! 投球練習開始します、アイ!」
「みくるちゃん! 毎度だけど何いってんのか分からない!」
「しゅみましぇーん!」
 グローブとボールを持ってベンチから出る。
 後ろからその他の「ナイスにょろ!」「やるわね長門さん」「WAWAWA!」「谷口! パンツはいてないよ!?」聞こえない。
 後半二組聞こえない。人数あわせだこんちくしょう。
 投げ込みは練習でしてきたわ。肩をつくっとかないとね。
 とか考えつつ、ネクストのキョンの近くにじりじりと寄って行き、さりげなく話しかける。
「どうキョン? 古泉君打てそう?」
「電波か。投球練習はどうした?」
「マウンド行ってからの八球で十分よ。で、古泉君ホームラン打てそう?」
 退部だと脅しているのは勿論冗談だが、三番が戦力にならないとキツイわ。
 キョンはあごでくいっとバッターボックスの方をさす。
「……?」
 あれ?
 なんだろう。キョン、どうしてか目線は向けない。
 なにかあるのかしら。
 そう思ってそれを見てしまって、あたしは意識が吹っ飛びかけた。
 ――古泉一樹。通称徳利。仮性の包茎。
 あろうことはアイツは、


      ●●●
     ●(^ω^)  <僕に打てない球などありません! ふんもっふ!
       | |
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, 
    \ /  _, -'' ̄  = __――=',
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)  
      (  ) )      _ _ )=  _) 
      | | /          = _) 
      | | |.              
     / |\ \        
     ∠/   ̄            
                         

「――――なに、アレ?」
「バットを股間に挟んでいるだけだと言い張ってるが、信じられん」
「……バット、よね」
「見たくないから確認できん」
「……」
「……」

「早すぎて普通に沢山に見えているのです! ふんもっふ!」

 ピストルがあったら発砲していた。完全に。
 あんなクソ恥さらし、我が部においておく理由が見当たらない。
「変則的なバッティングフォームよね」
「そういうことにすうか」
 あたしたちは絶句しつつ、目をそらしつつ、ちら見しつつ、
 とにかくいやだけど撃ちたいけど古泉君の様子を伺った。

「うーてないボールが、あーるもーのかー! ふんもっふ!」

 それにしてもノリノリだわ。
 どこからあんな自信が出てくるのかしら。
 やる気があるのは良いことだけど、撃ち殺したい。

「どうしました! どうしたましたピッチャー!? 僕の威圧感に飲まれているのですか!?」
 あんなこと言われた退場になってもいいからビーンボール投げる。
 と思ったのはあたしだけではないようで、
 相手チームのピッチャーも唖然茫然から立ち直ると、唸るようなストーレートをクイックで投げた。
「早い!」
「これは顔だぞ!」
 いや、投げるとは思ったけど、流石に死ぬんじゃなかろうか。
 撃ち殺したいとかなんとか思ったけど、流石に心配よ。そりゃ。だから避けて、古泉君……!


      ●●●
     ●(^ω^)  < あまい! チンコ百烈打法!
       | |
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:,         ギューーーーーン
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', 
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )   ◎===============
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)  
      (  ) )      _ _ )=  _) 
      | | /          = _) 
      | | |.              
     / |\ \        
     ∠/   ̄            
             


      ●●●
    Σ●(;^ω^)  < ふんも――フゥゥゥゥ!!!???
       | |
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄) ///:::
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, ;;;;;;;;;    ポコチーン!!
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', ノヽ///,,,
      (   _~"" --  _-―  ̄=_ll );;◎:::ΞΞΞΞ============
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),::: ;ヽ/
      |  / /   ―= _ ) ̄=_)  ,..///
      (  ) )      _ _ )=  _);;;; 
      | | /          = _) 
      | | |.              
     / |\ \        
     ∠/   ̄      



     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
  <´くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみk!!!>
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (    ;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )  ;|// ///
////|::::    + U | |||| !! !!||| :U  ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll||!!| |    ;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|   ;;;/// //
// // ゝ:::::::: :  | `ー-----' |__////



「GYAAAAAAOOOOOOOOOO!!!!!??????」

 古泉君の絶叫をのせて――なぜバットなのに当たって痛いのかよく分からない。知るか!
 ともかく、白球は舞った。
 まるで、スローモーション映像を見ているかのような時間の緩慢さ。
 だんだんと小さくなっていく白球は、天を舞い、ゆるやかな放物線を描き、
 バックスクリーンの上を越えて……って、ちょ!
「ゆゆゆゆ、有希!?」
「アイ、マム。推定飛距離200メートル。世界記録です」
「ふぁーかったいポコチンでしゅねー。どうせ一人でマシュかきしゅぎて、とばしゅのだけは達者に」
「黙れノビタ。打ち殺すぞ――徳利、とっととベースを回れ」
 四者四様のリアクションを取りつつ、とにかくホームランである。
 信じられない。
 だって……げほん!
「徳利! 走れ!」
「マイロード、同意見です。コラァ! てめぇ古泉! ちゃきちゃき走れ!」
 声援に押されて、相手チームからの死にたくなるような視線に晒されて。
 とにかく古泉君は、股間を押さえた前かがみで十分以上かけてベースを一周した。
 痛かったでしょうに……ちょっと、
「この痛みがたまりませーん!」
 見直すかボケ!
「有希」
「イエス、マム」
 ぱちんと指を鳴らす。
 のと同時に、有希がホームインした古泉君のあそこを思いっきり蹴った。
 絶叫なんか「これがまたンギボヂイイイイイイ!!!」聞こえない。
 ばたんと何かゴミクズが地面に倒れふすような音。
 ともかくこれで三点目。三人で三点。過程はこの際無視して、最高のスタート。
 そして次の打者は……キョンだ!
「ホームランとはいかんが、ともかく適当にやってくる」
 ぶっきらぼうにそれだけ言って、キョンはバットを担いで歩いて行った。
 正直キョンが野球上手いかどうかは分からない。
 だがしかし、応援することに変わりは無い。
「レディース!」
「「「「「イエス、マム!」」」」」 
 掛け声と共にユニフォームを脱ぎ捨てる女子五人組は物好きだてやんでい!
 あ、露出狂じゃないわよ。
 変な想像したアンタは死刑ね。生きてる価値ないわ、うん。

「頑張ってー! キョーン! ヒット打ったらキッスしてあげるからー!」
「マイロード! わたしもきききき、きすすすす、キスを、そののの……」
「キョンくぅーん! 私はしたのおくちできっしゅをー」
「黙らんかい! この軽薄な薄汚い豚め!」
「あんだとコラ!?」
「キョンくーん! まぁ適当にがんばるにょろー! ホームラン打ったらデートしてねー!」
「おいしいおでんを作って待ってますわよー! あなたー!」
「WAWAWA!」
「谷口! 金玉いっこないよ!?」
 変なのが若干名混じったけど、あえて突っ込まないわ。
 レディースは全員チアガールの衣装でポンポンを振り、キョンを応援。
 ここまでされて嬉しくないワケがないわ。
 ――と、いうのにキョンは。

「煩い」 

 の一言でばっさりと切ってすてた。誰かにょろーんとか言って落ち込んでる。
 しかしキョンが怒った理由も頷けたわ! さすがあたし! 愛の一方通行の力!
 ホームラン連発でへこんでいた相手のピッチャーが、
 しっとマスクみたいに目から炎だして立ち直ってるじゃないの! 打てるの、いえ、打って! キョン!

「おいバッター! キョンとか言ったな? お前だけには負けられん!
 男として、男として、この宮本二十八歳負けれんのじゃああああああ!!」
「大学生チームじゃないのか。浪人と留年のしすぎだ。低脳が」
「うおおおおおおおおおお!!!!」
 ピッチャーとバッターとの真剣勝負。
 凄いわ。火が見えるわ。燃えてるわ。
 ゴング! ゴングはないの!? 誰かヒロノブさん連れてきて!
 見守り応援する方にも自然に力が入る。古泉君が倒れて泡を吹いている。知らん。
 相手のピッチャー宮本は、目から炎を迸らせながら、物凄いオーバースローで、

「いきなりスーパーモード発動! くらえモテ男! 必殺しっとボールゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

          / ト、└L, |  jJヽ
          ハ |  \ しlv┘/|!
          | 'ゝ\__> l /  ノ|
          | '⌒~-イl、`ー ´(|
          |     ,' `¨⌒/  しっとパワーの炸裂だ!
          ヽ.    ,'   /
          __,,ゝ┼─┼====┐.        ''"´"'''::;:,,,   
          | □|   .| |:|ヾ二二二二二(O″     ,,;;;;´."'''   
     _____|__,|_;||___,| |:|ノ-┬─┘     ´''::;;;;::'''"´    
    |ミ///   /   ~~|ミ|丘百~((==___    バゴーン
   .└┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤             
    ((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三);              
    ..ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ;*;∵
      

 チョーださい名前の球を投げた。なによそりゃ。
 ――しかし目茶目茶早いわ。300キロは出てるわ。いえ、出るわけ無いそんなの。
 多分150キロは下らない。これは……見送るしか無い。
 と思った、その時よ。

「――あれ?」

 カコン。
 とても、軽やかな音だった。
 平凡なオープンスタンスに構えていたキョンのバットが、ボールを捕らえて。
 打球は気持ち良い弾道を描いて、セカンドとライトの間に落ちた。シングル・ヒット。
 キョンはファーストベースをゆっくり駆け抜けて、こんなもんかと息をついた。
 当然走りよろうとするアホどもを蹴っ飛ばし、あたしがすっ飛んでいく。
「キョン! すごいじゃないの!」
 抱きつきたかったが、後ろから有希が硬球で狙っていた。チッ!
「ん……あぁ、電波。物理だ、物理」
「……そんなもんなの?」
「そんなもんだ。最適なスイングスピード。タイミング。捕らえるポイント。ま、初めてにしちゃこんなもんだろ」
「は? 初めてなの?」
「あぁ。野球やったのは初めてだ。なかなか面白いもんだ」
 そういって、キョンはすこしだけはにかんだ。
「――」
 あぁ、キョンってスポーツも天才なのね、とか。
 物理が一番得意だもんね、とか。
 そんな当たり前のことは浮かばない。

 ただ、その顔に見ほれてた。
 滅多に見せない顔だ。多分、あたししか知らないキョンの顔。

「なんだ。俺の顔に何かついてんのか」
「あ――ううん。なにも」
「そうか。たまにはスポーツも悪くない」
「そうね。キョンがそう言うんなら、またやりましょう」

 見ほれてる間に鶴屋さんとチャックと誰かが三振でスリー・アウト。
 結局点数は三点どまり。
 あたしは「つかえない野郎だな」とぼやくキョンと並んでベンチに戻って、
 次は何のスポーツにしようかな、とか、そんな事ばかりを考えていた。

 ……だからかしら?

「有希? 説明して」
「イエス、マム! 先ほどですが、ハイブーストモード、アンチマテリアライザー出力最大でキックを放ちました」
「――で、古泉君が大事なところに重症。再起不能で八人。試合続行不可能で負けってわけ」
 はぁぁぁ、とあたしは溜め息を吐いた。
 なんだかなぁ。
 ピッチャーでキョンに良いところ見せたかったのになぁ。
 古泉君は、股間から広がる血だまりのなかで、

「ングボ、グモ、キモ、チ、ヂ、ヂ、ヂヂd、イイイイ……」

 痙攣しながら、白目を剥き、うわごとを繰り返している。
 気持ちわるいぃ! じゃなくて、ダメねこりゃ。
 野球どころかまともな人生を歩むのさえ危ういかもしれない。
 これは残念だけど、仕方なさそうね。
「電波。蹴れと命じたのはお前だ。そしてやりすぎたのはマグロだ。でも原因を作ったのは徳利だ。気にすんな」
「……まぁ、キョンもそう言うんだったら、」
「イエス、ユア、ハイネス。寛大なお心遣い、感謝いたします」
 あー。有希ってばこの子ってば。
「さりげなく抱きつこうとしてんじゃないわよ!」
「そうじゃこの骸骨女がてんめぇ! しばきいれたろか、あぁ!?」
「ややこしいから出てくんな、みくるちゃん」
「しゅじゅみやたーうんぺーじー」
 有希をへっぱがしつつ、みくるちゃんを黙らせつつ、あたしはまた溜め息を吐いた。
 あーもう、本当になんだかなぁ。まったく。

「ハルにゃん、棄権するんだねっ?」
「えぇ、そうよ。相手には朝倉、あんたが言ってきてくれる? ごめんね、打席まわせなくて」
「気にしないの。それじゃ、言ってくるね」
 そんなこんなで、球審やらに伝えること伝えて、あたしたちは一回戦負けした。
 相手チームは泣いていたけど、あれはどういう類の涙かしら? ま、どうでもいいけど。

「WAWAWA!」
「あ! よく見ると谷口じゃなくて近所の鈴木さん!?」

 ほんと、どうでもいいわ。

 さて。
 SOS団活動日誌活動記録その一市民野球大会。
 試合終了後の残念会という名前のカラオケ耐久レース。
 その最中の興奮してるときに勢いで書いたから、おかしなところが沢山あるわね。
 今日は一回戦の一回表負けしちゃったけど、キョンが楽しそうだったのでまる。
 あたしも楽しかったので二重まる。
 古泉君が名誉……? の負傷でばつ。
 その他チアガール気張ったわりには活躍できなくて、さんかく。
 朝倉と鈴木さんに打席まわしてあげられなくて、さんかく。
 トータルは……トントンかしら。こんなもんね。
 ていうか鈴木さんて誰よ。いっこばつ。
 てことは、マイナス――か。
 ん、いや、違うわ。試合終わった後キョンが、

「一部を除いて皆割りとよくやった。また機会があれば一緒にやろう」
「おー!」
「スモークチーズとおでんは今度頑張れ。じゃ、以上」
「おー! おー!」
「あたしゅはーッ!?」
 だなんて名言はいて、北高レディースの士気をあげまくったのでさんじゅうまる。
 トータルプラスで、野球大会大成功よ!
 あ、でも有希とどさくらにまぎれて朝倉までもがそのキョンに……いえ、いいわ。キリがない。
 今度からはあんまり細かいことは書かないようにしましょう。
 たとえば、そう。古泉君が全治一年の大怪我だったのに、

「僕は不死身ですよ! ふんもっふ! ふももももも!」

 たった二時間で完治したとか、そういうことは。
 あー、ほんとどうでもいい。

 gdgd しつつ完
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by kyon-haru | 2007-02-06 20:17

2月4日

・忙しくてアレですよ
 役所行ったり銀行行ったり番組制作会社の面接で落っこちたり、公共料金引き落としの書類に不備があったとかなんとか。
 今年始まって一ヶ月でもうアレか。アレってなんだろう。多分厄介ごととかそういうのです。
 免許の更新もあるよ! レポート全然進まないよ!
 バレンタインだけが楽しみだ。なんで楽しみかってそりゃアレですよ。アレってなんだろう。言いませんウヒヒ。
 面接落ちが地味にきいてます。後からくるね、これ。こんなの何度も経験してんのになぁ。

 コードギアスはヴィレッタが新妻してました。
 すもももは絵がぎくしゃくしてました。
 しあわせの次話は8kbくらい。
 雪降ってアホほど寒いです。寒すぎ。これが一番ダメだ。

・拍手ルンルン!
 キワモノユカイが面白かったのでキワモノパレパレード読みたいです
>酒もってこい! 酒がないとだめなんだ! 
 なんというキワモノ…あまりのキワモノさにワクワクしてしまったこの作品は間違いなく良作品(AA略
>|  ^o^ |ありがとうございます。ブーム君の一行AAこれであってるかな。
 あとハルヒがキョンのマフラーを巻いてるのを見て、嫉妬する長門に萌えますた
>うちのナガモン(親愛をこめて)は変な役どころばっかりで申し訳ない。
 ムキトス殿!一作目のSSが完成したら、貴サイトとのリンクを希望したい所存にございまする!
>がんばってSS書いてくださいまし。若い才能が育つのはいいですね。うん。てかこんなのに殿なんかつけなくていいんですよ。
 キワモノパレパレードに期待大。もう一回酔っ払ってトリップしてください。wktkして待ってます^^
>タイトルだけで満足したと言ったのに、悔しい! ビクビク!
 たいへん堪能させていただきました>雪合戦&アルファ。
>中途半端ですいません。ばしっと仕上げて冬企画に参加したかった。
 キワモノパレパレード ぜひやってくれ!
>|  ^o^ |なんという趣味……この世にはキワモノな人が多すぎる。
 
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by kyon-haru | 2007-02-04 03:42

2月1日 武装錬金ラジオうめぇ

・アニメも漫画も見てないムキトス
 柚木ねぇさんのへろっぷりがたまらないね。
 ルルーシュも一緒で楽しみ方を間違えている僕ですよ。
 レポートをしこしこ書いてるんでSSがちょっと進まない最近です。すいません。
 
 以下SSのタイトルだけ考えて満足する遊び。
・セクシーTFEIレヴォリューション~真夏の夜に宇宙パーティ~
 四人でアレてきな。
・パラノイド・アンドロイド
 長門しんみり。構想だけはある。
・囚われのコーネリア
 年増だとか言うんじゃねぇ!
・キワモノパレパレード
 野球大会。
・THE ODEN  ゴースト・イン・ザ・シェル
 私は人間じゃない。私は人間になりたい。
・THE ODEN2 アイシャルリターン
 消えたと思ってたアイツが帰ってきた。
・THE ODEN3 朝倉涼子VSケイシー・ライバック
 地球人を逸脱しすぎた戦闘能力……!?
・貧乏三姉妹物語
 長門さん、朝倉さん、今日は天丼よ。まぁ、天カスなんだけどね。

拍手トン
 ギャグも甘々も書けるムッキンマジ尊敬。そんな先生に質問!SSを書き始めてどのくらい経ちますか?
>Fateが出た年の夏からだから、えーと。わかんね。
 キワモノユカイが秀逸過ぎてそろそろ暗唱できるのではないかと危惧してます。1日一読の成果です。
>そこまで好かれると恥ずかしいですが、褒められても何も出ませんよアッー!
 ついに二大怪獣激突ですな。ワクワク。
>修羅場っていいよね。創作では。
 ~略~犬○屋さま
>面白いメッセージで載せるべきか載せないか迷いました。ちくしょう。第二婦人にしてください。よろしくお願いいたします。
 ヤンデレマンセー更新頑張ってください。
>ヤンってヘルシングのおまけページの印象が強すぎるよね。
 ブレイクスルー最高でした。ハルヒの可愛さとキョンの優しさに萌え~でしたv夫婦ネタ好きなんで是非また 書いて下さい。
>夫婦ネタはパロさんの所へGO! パラノイド・アンドロイドを歌いながら。
 タイガース! タイガース!
>広沢タンがコーチなんて笑いとってるとしか思えません。

・冬企画に間に合わなかった

  悴む指を握りこんでポケットに突っ込んだ。
 すっかり冬ね、と白い息を吐くハルヒの頬は微かに赤い。
 部活終わりの下校時間。並んで歩く坂道の遥か上空には、夜を背負って渺茫と佇む月があった。青白い街並み。伸びる影絵が俺たちの挙動に合わせて微かに揺れる。
「なぁ」と朝の挨拶よりも気軽に声をかけた。「なによ」と間髪おかず返ってくる声と視線は不機嫌で、よほどこの寒さがお気に召さないらしい。
「寒いな」
「分かってるわよ」
 暦の上でもとっくに冬である。真冬といった方が正しいか。
 そんなワケで寒いだなんて態々確認するようなことじゃない。なら何でそんな事を言ったのかといえば、初見の人と天気の話をしてしまうようなアレだと思ってもらいたい。特に話がしたいんじゃなく、ただ単に気を紛らわせたかった。
 ただそれだけなのだが、
「いちいち言わないでよ。余計寒くなるでしょ」
 むう、と眉間に皺を寄せて睨まれる。どうやらこの寒さをお気に召さないどころか仇敵くらいに感じてるらしい。
 肌に刺すような冷気が堪えるのは俺も同じで、手袋を忘れた事を登校時から後悔しっぱなしだった。マフラーは巻いているのに手袋を忘れるのも変な話だが、忘れたものはしょうがない。
 その両方を忘れたハルヒの感じる寒さは一入だろう。確信を持っては言えないが、女の子は寒さに弱いというし。
「何か暖かくなるような事しなさいよ」
 だからそんな事を言うのも仕方ないんだろう。そしてSOS団平団員かつ遺伝子的にも身体的にも男の子な俺は、一聞無茶な要望にちょいと応えてやろうかと思ってしまうのである。
 立ち止まる。「待ってろ」そう言い、俺は首に巻いていたマフラーをほどいた。
 中学時代から愛用しているそれは、特に雅でもない白黒チェックの味気ないデザイン。だが素材は良いのか保温効果はなかなか良い。温い。
 そしてそれをむすっと俺の様子を見やっていたハルヒの首に巻いてやろうとして、
「待ちなさい」
「何だよ」
 上目遣いのきっとした睨みで制された。
 ハルヒはマフラーを両手に持った俺の目の前で貴族の公爵もかくやという様子で腕を組む。
「心がけは良いけどね。それであんたが風邪ひいちゃあたしの目覚めが悪いでしょうが」 
 ほう、と少なからず驚いた。早くよこしなさいよ、とひったくられたり、どうせなら上着貸しなさいよ、とジャケットを引ん剥かれるような展開は予想していたが、こんな展開は予想外だ。
 だが、これくらいの事じゃあ引かないのが俺なのである。悲しいかなそれこそ命がかかった修羅場もくぐりぬけて来てるのだから。
「二人とも暖かくなるようにしなさい、良いわね」
 と、ハルヒが目を閉じひとさし指を立て教師めいて言ってる隙に俺はマフラーを巻きつけた。ささっと。
「……ちょっと、人の話聞いてんの」
 顔の下半分マフラーに覆われたハルヒの声は、少しくぐもっている。
 ジト目の上目遣いがなんだか微笑ましいが、笑おうものならどうなる事やらだ。我慢我慢。
「聞いてた」
「だったら理解力が乏しいのかしら」
「うだうだ言うな。良いじゃねぇか、別に」
 言って、歩き出す。
 むぅ、と唸って俺に倣うハルヒはまだまだ不満らしくマフラーを下げて口を出し、
「風邪ひいたらどうすんのよ」
「マフラーぐらいじゃなんともいえんが、大丈夫じゃないか。割と温いだろ、それ」
「馬鹿。あたしじゃなくてあんたの方よ」
 抗議をあげるのだが、その割には首元にもたらされる温みに、宵闇でも視認できるくらいに顔の血色を良くしてまんざらでもなさそうな様子だ。
 どっちなんだよお前。いや、良いけどさ。
「よくないわよ」
「暖かくしなさいって言っただろうが」
「二人ともって言い直したでしょうが」
 言い合いながら、歩く。
 確かに俺の方は首元から差し込んでくる冷気の所為で、体感温度が三度は下がった感じだが、
「俺は男でお前は女だからこれで良いんだよ」
 そういう思いなのでひたすら耐えるのみであり、耐えてみせるつもりだ。
 ハルヒは一瞬言葉を詰まらせた後、ぷいとそっぽを向いた。遅れて、不機嫌きわまりない声が聞こえてくる。
「男女差別じゃないの、それ」
「そうかもな」
「……ほんとに、馬鹿ね」
「知ってるって――」
 俺が言い終わると同時に、何か白いものが視界にふらふらと舞い落ちてきた。
 瞬間的にぴんとくる。この季節とこの寒さ。雪だ。近畿の内地の此処らでは珍しいその天候に、思わず空を見上げる 
 ――そして、息を呑んだ。
「……綺麗だな」
 月齢は満に満ちている。
 冴え冴えと見事な月は健在だというのに、風に運ばれてきたのか淡く白い雪が月光をまとい夜空を舞うというその光景は、茫然とそんな台詞を呟いてしまうくらいに幻想的で、綺麗だった。
「……そうね」
 ハルヒも同じ気持ちになったらしく、どこか茫然と呟いた。
 そのままどちらからとも無く立ち止まって、二人して天の幻想を眺める。
「……」
「……」
 お互いはじめの感嘆以外口を開かなかった。
 細雪がぼんやりと白く、世界を染めていた。電柱や建物。そして俺たちの影絵は黒く、なのに白く映えているようにさえ感じる。
 あやふやな彩りの世界に、二人。
 常に非日常を求めてやまないハルヒでさえ魅了するこの世界。出来る限り長い時間こうしていたいと思う俺の願いは、けれど俺の「ぶえくしょい!」なんてじじくさいくしゃみが消してしまった。
「っ! ほら。言わんこちゃないわね」
「悪い。おまけに雰囲気までぶっ壊した」
「何が雰囲気よ。……帰るわよ、駆け足でね。そうすればあったまるわ」
 酷く単純で短絡的なその考えを、妙案だとばかりにハルヒは嬉しそうに走り出す。
「こらー! 置いていくわよ、キョン!」
 白黒チェックをなびかせ、下り道もあいまい一瞬で遠くなるその姿。
「今行くって!」
 とたん元気満タンな声にやれやれ、と肩をすくめつつ、これでもあいつなりに俺を気遣ってくれているという事を長い付き合いで理解した俺は、その背中を追って駆け出した。
 明日の部活は雪合戦かね、とか、自転車での帰り道は悲惨な事になりそうだな、なんて下らないことを考えつつ。

 /

 さて下らない考えのとおり翌日の部活は雪合戦となった。
 幸運なのか不幸なのか。めったに降らず積もらない雪に、年甲斐もなく少しわくわくだなんて興奮を感じてしまっていた俺には詳しく分からなかったが。朝比奈さんとペアなうえ人数的に圧倒的不利な俺にめがけて雪球を投げまくるハルヒは、見ている方が嬉しくなるくらい楽しそうだったので良しとしよう。
 何が良いのか分からないし、マフラーは結局とられてしまって今もハルヒの首元に巻かれているのはどういう事なんだと抗議の一つも言いたい気分だが。
「有希! 古泉くん! キョンに集中攻撃よ!」
 ……という事は全部置いておいて今は雪合戦に集中していればよかった。
 昨日の事をふいに思い出して、一瞬ぼうとしていた俺のどてっぱらに雪球がめり込んでいた。
「いてぇっ! こら、ハルヒ! 石いれるのは犯罪だぞ!」
 およそ雪ではありえないその硬度と威力に、殺す気か! とたまらず雪で出来た防御壁に逃げ込む。
「石なんか入れてないわよ! それに投げたのは有希!」
「――」
 はぁ、とため息を吐きつつぞっとする。
 こそっと顔を出して様子を伺った敵陣地では、長門が何時もの無表情に右手に雪球を握り締めていた。どんな握力で握ればあの硬さになるんだろう。それともいんちきだろうか。いや、こんな遊びでどうして。そしてどうしてハルヒが巻いてる俺の……だったマフラーを見つめているんだ、長門。
「うおっ!」
 その長門とはハルヒをはさんで逆の位置にいた古泉から雪球が飛んでくる。
 首をひっこめて事なきを得たが……あいつ、顔狙いやがったな。
「おや、残念。なかなかの反射神経ですね」
「殺す気か!」
 今度は口に出して言ってやった。まさか、という苦笑な声が返ってくるが、うさんくさすぎる。
「だ、だいじょうぶですか、キョンくん」 
 防御壁に隠れ、もこもこの手袋で雪球を両手に持っている朝比奈さんの気遣いに「大丈夫ですよ」とさらっと答えてしまう俺は間違いなく早死にする性格だった。事実既に今日だけで二回死に掛けた。
「ど、どうしましょう……」
「朝比奈さんは雪球作ってください。オフェンスは俺がやりますから」
 という作戦会議をするのだが、勝ち目がゼロなのは目に見えている。
「隠れてないで出てきなさーい!」
「無茶いうな!」
 隠れたまま言い返すやいなや、
「きゃっ、わっ、あひぃ」
 ばっしばし飛んできてはがすがす防御壁を削る雪球に、朝比奈さんの悲鳴。
 そして隠れて球をやり過ごすしかない俺。
「えいや! とりゃあ!」
 長門も怖いがハルヒもナチュラルに剛速球を投げてくる。古泉は狙撃の次は山なりの球を投げて頭上から攻撃をしかけてくる。俺は隠れつつもたまに隙を見て身を出し雪球を投げるが、それを待ってましたといわんばかりにカウンターを食らう。
「がふっ」
 今度こそ顔に当たる。古泉の投げた球でよかった。いや、よくない。けど後の二人の球を顔に受けてたら怪我じゃすまん。
「きょ、キョンくんっ!」
 朝比奈さんの俺を呼ぶ悲鳴を聞きつつ、思う。 
 ……ほらな? やっぱり勝ち目が無い。
 ……ていうか。フラッグも死亡判定も何も無いこのSOS団雪合戦は終わりが無かった。
「あー楽しかった! これくらいで休憩にするわよ、みんな!」
 その終わりはハルヒの鶴の一声でやってきたのだが、結局いじめは一時間ほど続いた。
 ハルヒチームは終始楽しそうだったが、散々雪球を食らった俺と散々怖がっていた朝比奈さんはいったいなんだったんだろうね。
「射撃の的」
 ……今日の長門はとてもとても怖かった。
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by kyon-haru | 2007-02-01 23:31